海外大学院受験の振り返り

はじめに

はじめまして。近藤耕太です。私は船井情報科学振興財団奨学金の支援を受けて、2021年秋からマサチューセッツ工科大学(MIT)に進学し航空宇宙工学を学ぶ予定です。今回は、自分が海外大学院受験を通して得た経験や反省を、来年以降に海外大学院を受験される方に生かしてもらいたいと思い、受験の振り返り記事を書くことにしました。

受験に関する客観的でまとまった情報はXPLANE米国大学院学生会ニュースレター「かけはし」にあるので、こちらをぜひ参考にしてみて下さい。これらのサイトの他にも僕が受験中に参考にしたサイトはこの記事の最後にまとめてあるので、ぜひそちらも見てみて下さい。

略歴

僕は小学校と中学校は地元の公立校に通いました。6歳の頃からサッカーに熱中し、高校もサッカーで選びました。武南高校は私立の学校ですが、良い意味で公立校のような雰囲気がありました。体育会系全開のスポーツクラスから進学校の雰囲気のある特進クラスまであり、幅広い学生が通っていました。僕は選抜クラスという、勉強をちょっと頑張るけど部活も頑張りたい人がいるクラスでした。先日、武南高校で講演をしてきたので興味のある方は講演記事を見てみて下さい。

大学は九州大学に進学して、航空宇宙工学コースに入りました。研究室は花田研で人工衛星の姿勢制御の研究やQ-Li人工衛星の研究を行ってきました。

一昨年にはミシガン大学に1年間の交換留学をし、楽しい留学生活を送ることができました。また、スタンフォードのサマーセッションにも参加し、人工衛星開発プロジェクトにちょっとだけ関わりました。これもとっても楽しかったです!

海外大学院を目指したきっかけ

海外大学院を目指すきっかけは、学部2年の春にアメリカのケネディスペースセンターで見たロケットでした。その春はアメリカ大使館主催のセミナーに参加するためにアメリカに来ていました。大学で航空宇宙を学んではいたものの、航空をやるか宇宙をやるかはっきりしていなかった自分は、セミナーで会ったシリコンバレーのエンジニアに「自分が情熱を持って取り組めるもの、そういうものを仕事にしなさい」と言われ、自分探しのアメリカ横断旅を決行することにしました。西海岸のカリフォルニアから東海岸のフロリダに行き、ケネディスペースセンターに立ち寄った際に幸運にもロケットの打ち上げを見ることが出来ました。初めて見たロケットの打ち上げ。凄まじい轟音と目も開けられないほどの輝き。美しいロケットは、「重力なんて関係ないっ!!」とグングンと力強く進み、一瞬で空の彼方に消えてしまいました。それがアメリカで宇宙を勉強したいと思った最初の瞬間でした。

出願結果

まず初めに出願結果を載せておきたいと思います。最終的に複数の大学から合格を頂きましたが、Caltechは不合格でした。実は、出願前にCaltechの先生にメールを送ったところ、今年はFundingがないので学生は取らないと言われてしまっていました。ダメ元で出願してみたのですが、面接もなく不合格でした。このように海外大学院受験は教授のFundingの状況やその他の色々な要素によって合格したり不合格になったりするので、Challenge校からSafty校までまんべんなく多くの学校を受験するのが良いと思います。

 

大学 合否結果 備考
MIT Waitlist -> Master 合格 MIT航空宇宙は学部生はPhDに出願できないというかなり珍しいシステムを取っています。
Stanford PhD 不合格 Master 合格 PhDに出願しましたが、Masterでの合格でした。
UC Berkeley PhD 合格
University of Michigan PhD 合格
Georgia Tech PhD 合格
CU Boulder PhD 合格
Caltech 不合格

出願準備

ここでは出願の際に必要となった書類やテストに関して情報をまとめています。

出願書類の優先度に関しては、色々な意見がありますが、僕が考える優先度はざっくりこんな感じです。

推薦状、コネクション >> 研究実績 > 奨学金の有無 > Statement of Purpose > GPA >> TOEFL > GRE

正確な順番を覚える必要など全くありませんが、ざっくりとしたイメージを持って出願準備をされると良いと思います。ただし、TOEFLは重要度は低いですが、スコアが足切りに使われるので、必要な点数(トップ校は大体100点)を早めに取得できるよう、最初は優先的に勉強をしたほうが良いと思います。

(以下、出願に関する各項目を詳しく説明します。)

推薦状は出願書類の中で最も重要な書類の一つです。推薦状は自分の能力を客観的に評価してもらう書類で、内容、執筆者共に重要です。もちろん執筆者が著名な先生であった場合は受験で有利になりますが、有名な先生の書いた中身の薄い推薦状よりも、あまり有名でない先生でも中身が充実した推薦状の方がはるかに良いです。このようなことから、推薦状をお願いするときは、自分のことをよく理解してくれていると感じる先生にお願いした方が良いと思います。

推薦状はアメリカの大学院の場合は、最低3通必要です。僕の場合は九州大学の研究室の先生から1通、ミシガン大学の先生から2通。スタンフォードに出願する際はサマースクールでお世話になったスタンフォードの先生からも1通書いてもらいました。

推薦状を書くのは先生の負担になるので、なるべく早くお願いして、出願に間に合うように推薦状を書いてもらうのが良いと思います。

教授とのコネクションも大変重要です。出願書類だけではその生徒がどれほど優れているのか教授もよく分からないと思います。そのような中で、実際に共同研究をしたことがあり教授と繋がりがあれば、合格をもらえる可能性は高まります。

僕の場合はミシガン大学での交換留学中に3人の教授と研究をし、繋がりを構築することができました。ミシガン大学に出願した際も、このうちの二人にco-adviseされるという嬉しい条件で合格をもらえることができました。コロナ禍で交換留学などは難しいかもしれませんが、日本の指導教官に相談してみたり、知り合いの学生に連絡したりして、海外の教授とコネクションを構築するために頑張ってみて下さい。

研究実績はResumeやSoPに書きます。また、これまでの研究を通してどのようなスキルを身につけたかを書けるので、教授への大きなアピールとなります。

僕の場合は、九州大学とミシガン大学での研究を通して国際ジャーナル1本、国際学会3本、国内ポスター1本がありました。ただ、論文があまりなくても合格している人も多くいるのであまり心配しなくて大丈夫そうです。研究実績も受験直前にどうこうなるものではないので、論文が無いなら無いなりに、書類や面接の対策を練ることが大切だと思います。もし、出願まで時間があるのであれば、研究実績を出せるように頑張ってみて下さい!

研究実績を主にまとめて書くResumeは今年の出願が近づいた際にWebで公開しようと思います!

アメリカの大学院生(特にPhD)はRAやTAをすることで、授業料・生活費を支給されるので、基本的に自己負担はありません。ただし、外部からの奨学金を持っていると、教授・学校の負担が減るので、合格に繋がりやすくなります。このようなことから、奨学金を取得しておくことは非常に重要です。僕の場合は7つの奨学金に出願し、以下のような結果になりました。

第一志望だった船井から合格をもらえたときは、とても嬉しかったですが、それまでにいくつかの奨学金で不合格だったので、結構メンタルにきました。しかし、今振り返ると、どの奨学金もそれぞれに「欲しい学生像」があり、これに基づいて学生を選考するので、不合格になっても落ち込まず、あまり気にしなくて良いと思います。

あまり語られてないですが、奨学金に申請するメリットは、SoPを書く前に、奨学金の申請で日本語でエッセイをかき、自分が本当に大学院でしたいことは何かをしっかりとクリアにできる点です。

僕が船井財団に出した申請書類は出願が近づいてきたら公開していこうと思っているので、参考にしてみて下さい。

SoPは比較的重要なファクターになります。このエッセイでは、なぜ大学院で勉強したいのか、自分の強みは何か、これまでの研究経験は何か、そこで何を学んだか、そしてそれが大学院の研究でどのように役に立つのかなど、書かなければならない内容がある程度決まっています。XPLANEのSoPセクションや船井情報科学振興財団の選考委員の加藤先生がまとめたPDFが参考になると思います。また、XPLANEでは執筆支援プロジェクトを行っており、これは現役留学生と受験生をマッチングし、SoPの執筆支援を行うというものです。僕も昨年お世話になり、SoPをめちゃくちゃブラッシュアップしてもらうことができました(もちろん無料です)。今年は受験生を支援する側としてこのプロジェクトに参加する予定です。

また、SoPには各大学によって内容に指定があったり、長さに制限があるものがあります。複数出願する場合は特に、早めに各大学の指定を把握しておきましょう。

僕がMITに提出したSoPは出願が近づいてきたら公開する予定なので楽しみにしていて下さい!

GPAはあまり重要な要素ではありません。トップ校に出願する場合は3.8/4.0は欲しいと言われますが、これに足りていなくても他の出願書類で十分挽回できると思います。また、他の書類と違い、GPAは出願直前には改善することができないファクターなので、あまり心配せず他の書類に全力を尽くしましょう。大丈夫です!

GPAが低くて心配という方は、WESというものを使えばGPAを高く変換できるかもしれません(ただし、出願先大学がWESのスコアを受け付けるか分からないので、なんとも言えません)。一応、日本語で説明しているサイトWESの公式サイトのリンクをここで共有しておきます。僕は利用していないので、どの程度GPAが上がるのかなどは分かりませんが、役に立てば嬉しいです!

TOEFLは出願書類の中では優先度は高くありません。選考過程でも足切りに使われる程度なので、スコアが高ければ合格に近づくというものではないとよく言われています。なので、あまり時間をかけずに対策を行い他の出願準備に時間をかけるのが良いと思います。参考までに僕のスコアは

  • Reading 29
  • Listening  28
  • Speaking 30
  • Writing 27
  • Total 114

でした。MITの航空宇宙の必要最低点は100点と公式ページに書いてあったので、最初はこれを目標としました。ただ、PrepScholar TOEFL にMIT 航空宇宙の合格者平均点が110点だと書いてあったので最終的にはこの点数を目指しました。

TOEFLの勉強は交換留学を目指していたこともあり、学部1年生の頃から行っていました。最初の頃はとても低い点数(30点台だったと思います)でしたが、交換留学を行う前の学部3年の時には103点を取得していました。そして交換留学から帰国後に114点を取得しました。

TOEFLの勉強法に関してセクションごとに以下にまとめます。参考にしてみて下さい。

Reading

僕がTOEFLの対策を始めた当初は英語の文章を読むのが遅く、Readingのセクションを時間内に解き終われないということが多くありました。また、単語力も足りていなく、わからない単語だらけで推測で解答するしかありませんでした。この反省から、まずは単語力を強化することを心がけました。どの単語帳が良いか迷ったのですが、色々な人のTOEFL勉強対策を見ながら、最も多くの人が使っていると感じた単語帳を選ぶことにしました。TOEFLの勉強法には正解はないと思いますが、王道はあると思います。王道の勉強法は時間がかかりますが確実に力がつきます。なので、僕は単語帳だけでなく、参考書に関しても、後できちんと述べますが、いわゆる(王道の)ETSが出している公式の参考書を用いました。単語帳に関しては、以下の3つの単語帳を何周もしました(ちゃんと数えたことはないですが、ざっと100周はしたと思います)。ただ、これ以外の単語帳は一切使ってないので、この単語帳にある単語をマスターすればTOEFLでは良い点が取れると言っていいと思います。

IELTSの単語帳を用いたのは、TOEFLでもし高得点を取れなくなった時に簡単にpivotできるようにと考えたためです。3冊同時進行はしんどいので、もし時間がない方は、まずは最初の2冊に取り組むので十分だと思います。

単語力を十分につけたあとは、いわゆるReading力が必要になるのですが、僕はこれに関しては特別な勉強はしていません。英語の本をたくさん読んだり(多読)、授業で使った航空宇宙の専門書を一字一句丁寧に読んだり(精読)したのが、Reading力を向上させてくれたのかなと思っています。

Listening

Listeningに関しては空いている時間を全て英語の音声を聴くことで勉強しました。具体的には、

  • Podcastで World News Tonight with David Muirを聴く
  • TEDxで気になった動画を見る
  • Netflixで気になった映画やTV Showsを見る

などです。とにかく聴く時間と量を増やすことを心がけました。また、理解した内容を何十回も聴き直すのも大事だと思います。理解したものを何回も聴くことでListening力が定着すると思います(映画「アポロ13」は何回も作業中のBGMとしてかけているので全てのセリフを覚えてしまいました)。

Speaking

Speakingはテンプレートを覚えて、設問ごとにそれを調整して解答することにしました。Youtubeで練習問題はたくさん見つかるので、これを何回も何回も用いて練習しました。テンプレートはYoutubeのlinguamarinaさんがあげているものをそのまま使いました。ぜひこの動画を参考にしてみて下さい。

ただし、テンプレートを覚えるだけでは良い点数が取れないので、僕の場合は英語を話す機会を確保する必要がありました。九州大学には留学生との会話ができる場所があり、そこに頻繁に足を運びました。僕は英会話レッスンなどは使ったことがないのですが、英語を話す機会を作るためにこのようなサービスを利用するのも良いかもしれません。

Writing

Writingに関しては、僕も良い点数が取れず苦労しました。このセクションの勉強法はHiroshi Watanabeさんが丁寧にまとめていたので、ぜひこのnoteを参考にしてみて下さい。

noteを要約すると、

  • TOEFLはNon-Native向けテストであり、高度な内容を書く必要は全くない。
  • とにかく文字数を多くし、標準字数を200も300字もオーバーするようにする。
  • スペルミス、文法ミスを絶対に避ける。

です。これをやるだけで本当にぽんっとスコアが上がったのでびっくりしました。ただし、文字数を多く書いたり、細かいミスを減らして書くのにはそれなりの時間をかけて練習する必要があると思うので、早めに取りかかれると良いと思います。

受験直前の対策

TOEFLは英語力を測るテストですが、TOEFLというテストに慣れているかを測るテストといっても過言ではないと思います。なので、受験直前はとにかくTOEFL形式の練習問題をたくさん解いて、練習しましょう。僕の場合は、練習問題にはETSの公式参考書があるのでこれを用いました。また、このテストは慣れが必要なので、可能であれば複数回受けた方が良いと思います。TOEFLは大変ですが、頑張ればスコアが上がるテストだと思います。ぜひ頑張って下さい!!!

最近のトレンドとして、GREを必要としない学校が増えてきているので、まず最初に、自分の志望するプログラム・学校がGREを必要としているか確認してみて下さい。

GREもTOEFL同様に出願書類の中では優先度が高くないので、あまり対策に時間をかけないことが大切だと思います。参考までに僕のスコアは、

  • Verbal 155
  • Quantitative 170
  • Writing 4.0

でした。よく言われることとして、VとQを合わせて320あれば高スコアだと言われるのでこれを目標としました。また、理系のプログラムに出願する場合はQは満点を取ったほうが良いとも言われるので、STEMに出願する人はこれも参考にしたほうが良いと思います。

対策にはKaplanのGRE対策を用いました。オンラインコースを受講すると値段が高くなるので、自分で教材の勉強を進めるサービスにしました。多くの人がこのKaplanかMagooshを利用している印象です。いずれのサービスでもVerbal、Quantitative、Writing全てカバーしているコースがあるのでこれを利用することをおすすめします。

Verbal

Verbalは非常に難解な問題が多いので対策が大変でした。難しい単語が大量に使われるので、語彙力を強化することに注力しました。使用した単語帳は500 Essential Words: GRE Vocabulary Flash Cards です。このフラッシュカードはEssentialな500単語をカバーしており、さらにレベルの上がった500単語は500 Advanced Words: GRE Vocabulary Flashcardsでカバーされています。僕は最初は張り切ってどちらも購入したのですが、Essentialを終わらせるので手一杯だったので、500 Advancedに関しては取り掛かれませんでした。それでも155は取れたので、目標点がこのあたりの人は対策するのはEssentialだけで十分だと思います。

Quantitative

よく言われることですが、問題内容は中学数学レベルなので、あまり難しくないです。ただし、(当たり前ですが、)問題が英語なので日本語で習った中学数学用語(二等辺三角形など)を英語で覚える必要があります。ただし、一度単語を覚えてしまえば問題は比較的簡単なので苦労しませんでした。

Writing

WritingはTOEFLのそれとは違い、内容的に充実したものを求められるため大変でした。僕の場合はKaplanのみで対策を行い、まずまずのスコアでした。基本的なWriting力がないと高いスコアを取るのが難しいので、TOEFLのWritingで25程度取得できていない方はまずはTOEFLの対策に注力し、これである程度のスコアが取れた時にGREのWritingの対策に移った方が良いかもしれません。

StanfordとCaltech以外は全ての大学の教授と面接をしました。1時間半にわたって色々な質問をされるものや、10分ほどで終わったものもあり、特に決まった形があったようには感じませんでした。ただ、共通してよく聞かれたことを以下にまとめておくと、

  • これまでの研究内容
  • 大学院でやりたい研究
  • なぜうちのラボに来たいのか
  • 研究スキル(Programmingなど)
  • 質問はある?

という感じです。質問はある?は必ずと言っていいほど聞かれたので、事前に準備しておくと良いと思います。

進学先選び

合格した後の進学先選びは様々なことを考慮に入れる必要がありました。結局は自分がやりたい研究が行えるかどうかを最優先しましたが、以下の項目を総合的に判断し、決断しました。

  • 教授との相性
  • ラボメンバーの雰囲気
  • 研究室の知名度
  • 研究室の施設の充実度
  • やりたい研究が行えるか
  • 学校の立地(田舎か都会か)

MITで指導教官になってくれるのはProf. Howという先生なのですが、この先生はとても著名な先生であるにもかかわらず、必ず週一30分間のMTGを全ての学生としてくれるので、これは大きなプラスになりました(忙しい先生でここまで学生に時間をとってくれるのは珍しい)。また、所属する研究室、Aerospace Controls Labの学生ともMTGをして、とても研究環境が整っていることがわかりました。MITはボストンにあり、周囲には多くの大学もあり活気のある場所に位置しています。九州大学やミシガン大学は郊外にある大学だったので(郊外は郊外の良さがあり、どちらの大学も僕は好きでしたが)、今回は都市部で学生生活を送ってみたいという気持ちもありました。このような色々なことを考慮に入れた上でMITが良いという結論になりました。

 

まとめ

海外大学院を目指したことで僕の大学生活はとても楽しく、有意義なものになりました。海外大学院を目指したからこそ、英語の勉強を頑張れたし、交換留学もしたし、学部3年の時から研究を開始することもできました。もし海外大学院に合格することができなかったとしても、海外を目指したことによって得られたものは僕の財産として今後の人生を支えてくれる素晴らしいものだったと思います。幸運にも僕は合格をいただくことができ、自分の夢に向かって今後も勉強ができますが、これは本当に周りの人のサポートなしではあり得ませんでした。

この場を借りて、わがままな自分を辛抱強く支えてくれた家族には本当に感謝したいです。ありがとう。そして、奨学金や出願でお世話になったたくさんの先輩方、本当にありがとうございました。最後に、XPLANEなどで知り合ってたくさん助けてくれた受験仲間のみんなにもありがとうを伝えたい。これからもよろしくね。

もちろん合格のために努力した自負はありますが、とても幸運だったことは間違いなく、この運なしでは合格できなかったと思います。今後は、自分が受けた恩を次の世代に送って、先輩から受けたサポートを後輩にしっかり伝えて、自分が幸運にも手にできた経験を自分の周りの人に共有して、恩返ししていきたいと思っています。

 

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